文化

羽子板を犬咥え来し芝生かな(318)

 羽子板は、正月の遊びの羽根つきに使う道具。魔除けやお守りとして女の子に贈られ、健やかな成長を願う縁起物である。

『愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと』

斜陽産業の一つとなって久しい書店業界に風穴を開けた人気ユーチューブチャンネル「有隣堂しか知らない世界」(愛称「ゆうせか」)の誕生秘話を、プロデューサー本人の言葉で綴る。地方発祥の本屋さんのチャンネルでありながら、本の紹介にこだわらない斬新なスタイルで、登録者は2026年1月時点で約47万人、総再生回数は1億回を超えるという。人を引き付けるコンテンツを模索し、作り上げてきたノウハウを詰め込んだのが本書だ。

絵から飛び出したウマ

今年の干支は「午」ということで、元気なウマが登場する物語をご紹介します。

『大日の使徒』

 キリスト教の「デウス」を密教でいう大宇宙本体の大日如来に模して「ダイニチ」と訳したのは、ザビエルを日本に案内したヤジロウとされる。

ねこに来る賀状や猫のくすしより(317)

 わが家の猫に、動物病院のお医者さんから年賀状が届いた。「くすし」とは、動物病院の医師のこと。人間には病院の先生から年賀状が来ることはないのに。今は、猫や犬に年賀状が来る時代になった。

劇評 加藤健一事務所『請願』

 奇遇にもこのタイミングで再演された、加藤健一事務所の『請願』(作=ブライアン・クラーク、演出=堤泰之)。下北沢の本多劇場で、12月3日から14日に上演された。  なぜ奇遇かというと、トランプ大統領が先日、核実験を仄めかしたからである。作品のテーマはなんと核問題。

老犬をまたいで外へお正月(316)

 日中は、部屋の通り道にどたりと横になって動かない。老犬になったら、やんちゃ盛りで、うるさくつきまとっていた頃が嘘のようにおとなしくなった。

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