文化

第1回 地獄に行った桃太郎

本連載では、家族や友人につい話したくなるような昔話を国内外問わず、解説を交えつつご紹介していこうと思います。さて、連載の第1回ということで、王道の「桃太郎」を選んでみました。ただし、これからご紹介するのは岩手県紫波郡に伝わる桃太郎。岡山のイメージが強い桃太郎ですが、実は桃太郎話は全国各地にあるのです。

公開記念舞台挨拶『26時13分』

「生きる」テーマに岡田結実が熱演 女優の岡田結実主演の映画『26時13分』公開記念舞台挨拶が5月27日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、岡田と共演の野村真美、木村祐一︑山口通平監督、製作総指揮の瀬古口精良氏、エグゼクティブプロデューサーの友田ゆうき氏らが登壇した。 製作のきっかけを尋ねられた瀬古口氏は「平松(豊司)さんが原案と脚本を作られまして、舞台でやっていたんですけど、その舞台が高評価を得まして『ぜひ映画化を』ということで」と説明。

座禅通して”大いなるもの”を知るー小野 隆見さん

札幌で頑張ってます! 曹洞宗峯光寺副住職 小野 隆見さん 「座禅にはいろいろな作法がありますが、あまり細かいしぐさにとらわれることはありません」―こう語るのは札幌市東区にある曹洞宗峯光寺副住職の小野隆見さん(38)。峯光寺では毎月最終日曜日午後にヨガと座禅、写経の無料体験会を開いているが、座禅と写経を指導しているのが小野副住職である。

長崎ハウステンボス、2000品種100万本の「バラ祭」開催

朝露の輝きが残る朝9時ごろ、開園してすぐのバラの花園からは、太陽の光を受けて湧き立つバラたちの甘美な香りが入場客を出迎えていた。ヨーロッパさながらの街並みと四季折々の花で知られる、長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」は5月から6月にかけて「バラ祭」(5月28日まで)と、「あじさい祭」(5月27日から6月25日まで)を開催している。

フランス映画『テノール! 人生はハーモニー』

芸術の都・パリで繰り広げられるフランス映画。 オペラ座のガルニエ宮に、スシ屋の出前でやって来たフリーターの青年アントワーヌ・ゼルカウィ(MB14)は、その場で歌のレッスンを受けていた生徒と口げんかに。見下してくる相手に憤慨しオペラの歌真似をしたアントワーヌだが、そのまさかの超美声にほれ込んだのは、オペラ教師のマリー・ロワゾー(ミシェル・ラロック)。バイト先に押し掛け、「日本でしか食べない」と決めていたスシの出前を頼んでアントワーヌを呼び出し、猛スカウトする。

幕府の官学に儒学を採用

儒者に転じた藤原惺窩から始まる 長い戦国時代が終わると、武よりも統治の学として文が重要になってきます。中でも、宋の指導理念として盛んだった儒学の一つ朱子学が注目され、その第一人者として諸大名に招かれていたのが藤原惺窩でした。 慶長5(1600)年、学僧との論争のため家康に呼ばれた惺窩は、僧衣を脱ぎ捨て道服姿で現れ、禅僧から儒者に転じたことを天下に公表しました。これが江戸儒学の劇的な始まりです。政治を中心に世俗倫理を説いたのが孔子由来の儒学ですから、悟りを目指す仏教より実務に適していました。

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