健康ファミリー

腹痛など日常生活に支障も

現代社会で増える過敏性腸症候群  過敏性腸症候群( I BS)とは、おなかの調子が悪く、便秘や下痢など排便の異常が数カ月以上続く病気ですが、大腸には腫瘍や炎症などの病気はなく、血液検査でも異常がありません。命に関わる病気ではありませんが、下痢や便秘、腹痛などの症状があり、日常生活に支障が出る病気です。ストレスが原因の一つで誰もがなり得る病気で、現代社会で増えています。 (看護師・岡本澄美子)

早期にきちんと治療を

胃・十二指腸潰瘍  胃・十二指腸潰瘍は胃や十二指腸の粘膜や組織が深く傷つき、潰瘍ができる病気です。傷ができたところに血管があると血管が破れ出血し血を吐きます。重症の場合は穿孔(せんこう)したり潰瘍ができた部分が狭くなって、食べ物が通りにくくなったりします。悪性疾患でないので、早期にきちんと治療をすれば命に関わることはまずないですが、出血や穿孔の重症度によっては命の危険もあります。 (看護師・岡本澄美子)

生活習慣改め水分補給を

夏は尿路結石に注意  尿は腎臓でつくられ、尿管を通って膀胱に運ばれ、尿道を通って体外に排出されます。この尿の通り道を尿路といい、尿路のいずれかに石ができる病気が尿路結石です。石が腎臓内にあるうちは無症状のことが多いのですが、尿路に排出されると疝痛(センツウ)発作と呼ばれる激しい腰背部の痛みで発症します。汗をかきやすいこれからの季節は、尿が濃縮され尿の成分が結晶化され石ができやすくなるので注意が必要です。 (看護師・岡本澄美子)

自己判断せず早めに皮膚科へ

春から夏に増える爪水虫  爪水虫とは、「白癬菌」という水虫菌(真菌)が原因で発症するごく身近な感染症で、足水虫が爪にうつり発症します。白癬菌は多湿を好みますので、春から夏にかけて多く発症します。爪水虫は適切な治療をしないと治りません。爪水虫かな…と思われる症状が出た場合は、自己判断せず 早めに皮膚科を受診してください。 (看護師・岡本澄美子)

「社会のため」が心と体を健康に

地域でこそSDGsの実践を  昨年までの2年間で、農水省の補助金約180万円を受け、農道をアスファルト舗装しました。それまで何度かトラックが脱輪していたのがなくなり、農作業の安全性が向上したのです。  背景の里山は、かつて麓の畑がほぼ竹林に変わっていたのを、県の造林補助事業で、森林組合が竹を伐採し、ヒノキとヤマザクラの苗を植えました。約30アールの竹林での作業は約100万円かかるのですが、地主の負担は5万円で済み、向こう5年間はタケノコの伐採など、森林組合が管理してくれま

マッサージや水分補給を

突然に足がつる「こむら返り」  「こむら返り」とは筋肉が収縮し強い痛みが起こるもので、筋肉が痙攣を起こした状態です。痙攣はふくらはぎの筋肉( 腓腹筋)に起こることが多いですが、ふくらはぎだけでなく足趾 や太ももや、膝などにも現れることがあります。ふくらはぎの部分を腓(こむら)と、言っていたことから「こむら返り」と言われています。 (看護師・岡本澄美子)

胃がん手術後の小腸が癒着

腸閉塞のため7日間入院  今年1月4日から近くの自動車学校に通い、大型特殊免許を取るため日に2時間、3日で6時間の講習を受け、8日に実技の検定を受けました。道交法の改正で2019年から、トラクターやコンバインなどの大型機械の公道での運転に必要になったからです。講習に使うのはブルドーザーのような大型機械で、横に教官が乗って教えてくれます。

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