最新記事

《6》法にない”罪”を見詰める

日本人の罪意識に言及 第9章「捕縄」は、信夫の罪に対する考察が描かれています。父の死後、主人公・信夫は家計を支えるため、裁判所の事務員になります。ある日、縄にかけられた虎雄を職場で見掛け、衝撃を受けます。虎雄は屋根から落ちた事件でも登場した、幼少期に信夫とよく遊んだ人物です。 信夫は母・菊に「おかあさま、人間て小さい時にいい子でも、大きくなって、そんなふうに変わるものでしょうか」と尋ねると、菊は、「信夫さん。人間てね、その時その時で、自分でも思いがけないような人間に、変わってしまうことがあるものですよ」と答えました。

LGBT法案、性差否定に強まる不信感

LGBT理解増進法案が呼ぶ混乱と分断 「LGBT理解増進法」に関して、自民と公明が修正案(与党案)を、続いて立憲民主、共産、社民3党が超党派議員連盟がまとめた法案を、日本維新の会と国民民主は対案を共同提出し三つの案が出そろった。しかし、「性差を否定しかねない」と法案そのものに反対する声も上がっている。 自民、公明両党が「LGBT理解増進法案」の修正案(与党案)を先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)開幕前日、衆院に提出した。

【南画家 直原 玉青】絵修業のため黄檗宗の禅僧に

洲本市立淡路文化史料館は江戸時代、徳島藩の御殿があった場所に造られ、史料館前の石垣と堀の一部が往時の面影を残している。同史料館には、国指定無形民俗文化財の淡路人形浄瑠璃やだんじりなどの民俗文化、有史以前の恐竜の化石や縄文時代から弥生時代の資料が展示され、南画の巨匠で幼少年時代を洲本で過ごした直原玉青画伯の記念美術館が併設されている。

BTSの後に続く新しい風①

第4次KーPOPブームとは 韓国発のボーイズグループでありながら、ワールドスターへと上り詰めた「BTS」。2015年にデビュー後、数々のヒット曲を生み出し、多くのファンの心を虜にしました。世界で最も権威ある音楽賞「グラミー賞」に3年連続ノミネートされるなど、世界中で爆発的人気を巻き起こしたのは記憶に新しいですね。 しかし、メンバーの兵役やソロ活動などにより、2022年にBTSは活動休止を発表しました。現在のK‐POP業界はBTSの築いた土台に便乗しようと、HYBE、JYP、SMなど、韓国の大手芸能事務所が次々と精鋭グループをデビューさせています。

第1回 地獄に行った桃太郎

本連載では、家族や友人につい話したくなるような昔話を国内外問わず、解説を交えつつご紹介していこうと思います。さて、連載の第1回ということで、王道の「桃太郎」を選んでみました。ただし、これからご紹介するのは岩手県紫波郡に伝わる桃太郎。岡山のイメージが強い桃太郎ですが、実は桃太郎話は全国各地にあるのです。

読書を深めるために「質問」を活用!

●質問の「空白の原則」 「朝ごはん食べましたか?」「この意見に対してどう思いますか?」など、どんな質問であっても人は誰でも無条件に答えようとするものです。質問を受けると、頭の中は「何だろう?」「分からない?」という「空白状態」が生じます。脳は「分からない状態(混乱)」を嫌うので、それをなくすために答えが出るまで考え続けます。このように、脳は無条件にその空白を埋めようとします。これを質問の「空白の原則」と言います。この原則に基づいて考えると、質問は意識(顕在意識)だけでなく、無意識(潜在意識)までアクセスして答えを探し出します。

混乱する「ジェンダーレストイレ」

女性エリアに間仕切り設置 「女性専用スペースのないトイレは性被害を引き起こす」と、論議を巻き起こしている複合施設内(東京・新宿区)の「ジェンダーレストイレ」で、施設側が5月中旬、女性用の個室が並ぶエリアを間仕切りする措置を取ったことが分かった。利用者からの苦情でジェンダーレス思想を基にしたトイレ施設の見直しを迫られた形だ。

Q.娘のことで親と先生が対立

「ある母親が、中学校の担任のA先生に電話をかけてきました。娘さんがテニス部で顧問のY先生から謹慎処分になったことへの、怒りの電話でした。母親は、顧問のY先生のことを激しく批判します。すると、担任のA先生は「顧問のY先生は、そんなに悪い先生じゃありませんよ」と反論しました。母親はそれを聞いて一層激高したケースがありました。その担任のA先生は、昨年のクラスでもこれに似たことがあり、同僚としてどのように支援してあげればいいものかと相談させていただきました。  (東京都在住 男性38歳 中学教諭)

ベーコンと卵のヨーグルトトースト

ヨーグルトを使ってヘルシーに 【材料】<2人分 調理時間15分>※水切り3時間は含まず プレーンヨーグルト・・・80g 食パン(6枚切)・・・・1枚 ハーフベーコン・・・・2枚 ほうれん草・・・・40g 卵・・・・・・・・1個 塩・・・・・・・・・・・少々 粗びき黒こしょう・・少々

公開記念舞台挨拶『26時13分』

「生きる」テーマに岡田結実が熱演 女優の岡田結実主演の映画『26時13分』公開記念舞台挨拶が5月27日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、岡田と共演の野村真美、木村祐一︑山口通平監督、製作総指揮の瀬古口精良氏、エグゼクティブプロデューサーの友田ゆうき氏らが登壇した。 製作のきっかけを尋ねられた瀬古口氏は「平松(豊司)さんが原案と脚本を作られまして、舞台でやっていたんですけど、その舞台が高評価を得まして『ぜひ映画化を』ということで」と説明。