これからどうなる?日本共産党

第29回共産党大会、志位委員長の交代論が浮上

共同通信が昨年12月30日、1月15日から開催される第29回共産党大会において、志位和夫委員長が退任、新委員長に交代するのではとの議論が党内で浮上してきていることを報じました。後継は参議院議員の田村智子副委員長兼政策委員長ではないかというのです。志位委員長は69歳、在任期間は歴代最長の23年となり長期退潮傾向にある党勢回復に向け、世代交代を図るべきだとの声があるため、といいます。

自民党の派閥パーティー収入疑惑、スクープ強調も支持率は低迷のまま

自民党派閥のパーティー収入不記載疑惑は12月19日、東京地検特捜部による強制捜査という新たな段階に入りました。共産党は「大はじゃぎ」状態です。20日の「赤旗」1面には、「この問題は、『しんぶん赤旗』日曜版(昨年11月6日号)が特報。これを受けて上脇博之神戸学院大学教授が東京地検に刑事告発していました」と自画自賛。「お手柄」としてアピールしています。

迫る第29回党大会、除名者の攪乱に怯える党本部

2024年1月の党大会に向けて、共産党の心配は募る一方のようです。松竹伸幸氏や鈴木元氏ら除名者による妨害策動の可能性があるというのです。両氏の主張の中心は「党首の公選制」の実現でした。11月30日、日本共産党組織局長・土方明果氏が赤旗紙面で警告しています。見出しは「除名処分された人物による党大会かく乱策動について」です。

志位氏の社会主義・共産主義論、共産党は「空想」しか語れなくなったのか

日本共産党福岡県委員会は11月25日、宗像市内で志位和夫委員長を迎えた一問一答形式の「語り合うつどい」を開催しました。「赤旗」(11月26日付)によれば、全県から1200人を超える参加者が集まり、会場いっぱいになったとありますが、紙面に掲載された会場写真では、会場のサイド席はガラ空き状態です。

イスラエル・ハマス「戦争」、共産党は「テロ容認」政党なのか

共産党京都府委員会は11月23日、「志位和夫委員長と語るつどい」を京都市内で開催しました。そこで志位氏は「強く大きな党をつくり、日本の夜明けを京都から」と訴えています。

北朝鮮の軍事偵察衛星発射、これでも「リアルな危険はない」のか

11月21日夜10時43分、北朝鮮は「軍事偵察衛星」と称する弾道ミサイルを発射しました。沖縄本島と宮古島の間の上空を太平洋へ通過し、政府は沖縄県を対象に全国瞬時警報システム「Jアラート」を発令し、避難を呼び掛けました。

日本学術会議改革、まず共産党との関係を断つことだ

日本政府は11月9日、日本学術会議の在り方を話し合う有識者懇談会に、組織形態に関する基本的な考え方を提示しました。内容は、民間の法人に改組し、国から独立させる場合の論点整理案を示したものです。年内に有識者から提言を得た上で法案整備を目指す意向です。会員は定員210人の特別職の国家公務員であり、政府は人件費など年間およそ10億円を国の予算に計上しています。

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