文化

パンを踏んだ娘

今回は、アンデルセン童話「パンを踏んだ娘」をご紹介します。 (編集・石井孝秀) ある裕福な家庭に、インゲルという娘が奉公していました。容姿は美しいのですが、プライドが高く自分勝手な上、小さな虫をいじめて喜ぶような娘でした。ある日、家の主人が「たまには親御さんに顔を見せておいで」と、おみやげに大きな白パンを持たせてくれました。

民族の悲哀と誇りを訴えるー「アイヌ神謡集」著者 知里 幸恵

北海道南部に登別市という街がある。西は室蘭市、東は白老町・苫小牧市に挟まれた自然が豊かな静かな所である。郊外には登別温泉という道内でも有数の温泉地があり、道内外から多くの観光客が訪れる地域としても有名。

「トランスフォーマー/ビースト覚醒」

ニューヨークに暮らす青年ノアは、ある日謎の車に閉じ込められる。車は警察とカーチェイスを繰り広げ、ロボット生命体〝トランスフォーマー〟へと変形する。一連の出来事に困惑するノアは、とんでもない戦いへと巻き込まれていく。あらゆる星を丸呑みにしてその星のエネルギーを全て食べ尽くすと言われる〝ユニクロン〟が地球を次の標的として狙っていたのだ。

狭山湖とトトロの森ー埼玉県所沢市

埼玉県所沢市の狭山湖堰堤周辺は県立狭山自然公園で、ダム湖百選にも選ばれたレクリエーションスポット。「水鳥の楽園」があり、散歩したり、サイクリングしたりと、子供にも大人にも人気がある。堰堤の北東は里山保全地域で「虫たちの森」があり、「トトロの森1号地」がある。 山口観音金乗院は真言宗の古刹で、1200年余の歴史を持つ。開基は弘法大師空海。武蔵野観音霊場、武蔵野七福神霊場でもある。仁王門をくぐると山の斜面全体が境内で、弁天池、義貞霊馬堂、閻魔堂、鐘楼堂、本堂、開山堂、七福神堂、奥之院五重塔などが点在している。

江の島に夏が来た!

ここにしかない湘南の海と風 神奈川県の江の島海水浴場は、1日が海開き。国内外からの観光客で賑わいを取り戻しつつある湘南の海に、今年も夏がやって来た。

加藤健一事務所「ジン・ゲーム」

加藤健一事務所の最新作は、作=D・L・コバーンの「ジン・ゲーム」(演出=小笠原響)。6月29日から7月9日まで、下北沢・本多劇場で上演された。 演劇には、実にさまざまなタイプの作品がある。一人芝居や、多数の人物が登場して目まぐるしく展開するストーリーに、数え切れないほどの場面転換……。そうした中で、この作品は希有と言える。

《7》万物の存在の意味を考える

万物の存在の意味を考える 前章「いちじく」の小説がきっかけとなり、主人公・信夫はキリスト教に対する偏見が覆った場面から続く、第11章「トランプ」は、次の一文から始まります。 「信夫はそれ以来、何となく神ということについて考えるようになった。」 信夫は職場の中庭でバラを見つけ、きれいと思い、「(こんな美しい花が、この汚い土の中から咲くなんて……)それはいかにもふしぎだった」。

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