悦花繚乱 人物歳時記

<58>牧阿佐美バレヱ団総監督・バレリーナ 牧阿佐美さん 母の情熱を未来へつなぐ

日本のクラシックバレエの歴史を語るとき、欠かすことのできない人が牧阿佐美さんだ。日本を代表するバレリーナとして舞台に立つ一方、彼女は長年にわたり「牧阿佐美バレヱ団」を率いて、日本のバレエ文化を支えてきた。

<57>服飾デザイナー・教育者 田中千代さん 人間の春は作り出すもの

私が表参道にある出版社に勤めていた頃、駅から会社へ向かう道すがら、毎日のように「田中千代服装学園」の看板を目にしていた。インタビューをお願いすると快く応じてくださり、理事長室に招かれた。

<56>美容研究家・山野愛子さん 「美道」の精神を広める

私がお会いした時、80歳の山野愛子さんは、すでに美容界の大御所であった。けれども、目の前にいらしたのは、肩書きよりもずっとにこやかな「愛ちゃん」だった。

<55>ファッションデザイナー・森英恵さん ファッションで世界と渡り合う

2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の開会式では、各国の選手団が著名なデザイナーやブランドとコラボしたユニホームで入場ファッションを演出した。日本では森英恵(はなえ)さんが、1992年バルセロナ夏季オリンピック、94年リレハンメル冬季オリンピック(ノルウェー)で選手団の公式ユニホームをデザインしている。

<54>作家・宇野千代さん 好奇心から生まれる瑞々しさ

NHKの連続テレビ小説『ばけばけ』の次回作は『ブラッサム』。明治・大正・昭和・平成を駆け抜けて自由を求め続けた、山口県岩国市出身の宇野千代さんをモデルとした物語だそう。

<53>ブライダルファッションデザイナー・桂由美さん 「着る芸術」を確立

桂由美さんは、日本のブライダル文化そのものを刷新したデザイナーである。日本の結婚式といえば白無垢(むく)や色打掛が主流だった1960年代、いち早くウエディングドレスという西洋の装いを日本に根付かせた。

<52>女優・山本陽子さん 凛として潔い女性

山本陽子さんの講演を聴いたのは、ホテル東京ガーデンパレスだった。実はそのとき、私は向かい側にある順天堂医院の整形外科の個室に入院していた。雨の日に水道橋駅頭で足を滑らせ、大腿骨を骨折してしまったのだ。私が所属する法人会主催で、山本陽子さんの講演会が目の前のホテルで開催されると知り、私は主治医から外出許可を得て参加した。

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