言葉のチカラ

読書を深めるために「質問」を活用!

●質問の「空白の原則」 「朝ごはん食べましたか?」「この意見に対してどう思いますか?」など、どんな質問であっても人は誰でも無条件に答えようとするものです。質問を受けると、頭の中は「何だろう?」「分からない?」という「空白状態」が生じます。脳は「分からない状態(混乱)」を嫌うので、それをなくすために答えが出るまで考え続けます。このように、脳は無条件にその空白を埋めようとします。これを質問の「空白の原則」と言います。この原則に基づいて考えると、質問は意識(顕在意識)だけでなく、無意識(潜在意識)までアクセスして答えを探し出します。

感動する心と感動させる秘訣!

●読書を通した「感動との出会い」 幸せな人、成功している人は、日々の生活の中で喜びを感じる「感受性の豊かさ」を持っています。些細なことに対しても、喜びを持った驚き、新鮮な気付き、深い感銘を持つなどの「高い感性のアンテナ」を持つことです。言葉を換えれば、「感動する能力」です。感動をすることを通じて、人間として心が深まり、心が広がり、心が成長することでしょう。 感動の場面としてはさまざまですが、「読書」を通しても多くの感動と出合うことができます。私の人生だけでは体験できないことがあり、会いたくても出会えない人がいます。それが、読書を通してであれば、滅多に出会えない人と出会えます。地球の裏側に住む人の話や数百年前に亡くなった人の話にも触れることができます。まさに、「時空を超越した出会い」が可能になるのです。

音読が脳を活性化させる!

脳科学者であり東北大学加齢医学研究所所長の医学博士・川島隆太教授は、「インターネットやSNSが当たり前の時代だが、このままネットに依存していたら、脳がおかしくなってしまうのではないか」とスマホ中毒に警鐘を鳴らしています。

読書は心の栄養素!

自然界の生命には神秘的な力があります。海の幸や山の幸など、人間の生命と健康を維持するために必要な「体の栄養素」に溢れています。各自にとって「好きな食べ物」があったり、健康状態に合わせて「摂取すべき食べ物」があったりします。それでは、「心の栄養素」となる食べ物のような存在は何でしょうか?

言葉が人生を創る!

「人間らしく生きる」ためには、「言葉」が重要です。動物や植物など他の生き物にはなく人間だけに与えられたものが「言葉を操る能力」です。  人間は常に「言葉」という道具を頻繁に使います。言葉を語ったり、聞いたり、書いたり、読んだり、伝えたり、打ち合わせたり、記録したり、考えをまとめたりする時などのように、生活の各場面で「言葉」を用いています。言葉がなかったらどれだけ不便でしょうか。

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