「いま『資本論』がおもしろい」 批判② 労働価値説では説明できない価値
「赤本」では、「どうやって搾取が行われているのかについて、お話しください」との問いに対する回答の中で、「商品の価値は、これを生産するのに社会的に必要な労働量、労働時間で決まる」としています(44ページ)。マルクスはこれを、搾取について説明する大前提としました。資本主義社会の「価値法則」なのです。
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「赤本」では、「どうやって搾取が行われているのかについて、お話しください」との問いに対する回答の中で、「商品の価値は、これを生産するのに社会的に必要な労働量、労働時間で決まる」としています(44ページ)。マルクスはこれを、搾取について説明する大前提としました。資本主義社会の「価値法則」なのです。