鉄砲伝来から鎖国令/「バテレンの世紀」

海外との関係に目を転じると、1543年に中国船に乗った3人のポルトガル人が種子島に漂着して鉄砲を伝えてから、1639年の「鎖国令」の完成までの約1世紀を、イギリスの極東史家チャールズ・ボクサーは「日本におけるキリスト教の世紀」と名付けています。これを「バテレンの世紀」と読んだのが日本近代史家の渡辺京二さんで、同名の著書(新潮社)はこの時代を理解する上での好著です。

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