若者が輝ける社会目指して
そう語る古屋星斗さんは、中学や高校を卒業して大学を経ず職に就いた若者を「早活人材」と呼び、彼らの未来の選択肢を広げる活動に勤(いそし)む。早活人材とは、「早く就活をして社会に出た」という事実に焦点を当てた造語。「非・大卒」などに代わる呼び方として公募で選んだこの言葉を、心底気に入っているのだという。現状では、能力があっても出世のスピードや給与、研修の有無などで差が生じがちなこうした人材にとって、行動の幅を広げ、可能性を引き出せる社会をつくることが、活動の狙いだ。
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