解説・コラム

維新・馬場代表の「なくなったらいい政党」発言、政治見解の相違認めぬ共産が猛反発

日本維新の会・馬場伸幸代表は7月23日、インターネット番組で日本共産党(共産)は「なくなったらいい政党」と発言、さらに共産が主張する政策を「世の中にあり得ない空想の世界をつくっている」と批判しました。これに対し、共産の小池晃書記局長は「互いの違いを認め、尊重する民主主義を根本から否定する暴論だ」と非難し撤回を求めましたが、維新の馬場代表は26日、発言の撤回を明確に拒否しました。

クラスター爆弾 米の供与は批判、露の使用は沈黙

しんぶん赤旗7月23日付「主張」は、見出しに「クラスター爆弾 非人道的兵器の使用許されぬ」と掲げ、以下のように述べています。「米国がウクライナに供与したクラスター爆弾がロシアとの戦闘で使用されたことを米政府が明らかにしました。ロシアのプーチン大統領は同様の行動で対抗措置をとると述べ、クラスター爆弾による報復を示唆しました。問題の根源はロシアによるウクライナ侵略です。同時に、国際条約で非人道的とされたクラスター爆弾の使用は、いずれの側にも許されません」

災害現場でドローンを使うメリットは?

情報収集や物資輸送で活躍 彩 最近、ドローン(小型無人機)が災害現場で活躍したみたいだね。 父 梅雨前線などの影響により、大分県由布市で6月30日夜、大規模な地滑りが発生し、住民が孤立してしまったんだ。通信もつながらず、道も寸断されてしまったので、県はドローン運航会社に出動を要請。大型ドローンを活用して食料品やトランシーバーなどの救援物資を運んだ。

次期総選挙への選挙協力、立民とは「共闘」ではなく「共倒れ」だ

立憲民主党(立民)の泉健太代表は6月30日の記者会見で、次期衆院選での共産党との選挙協力を巡り、「各県の事情を踏まえて柔軟に考えたい」と述べました。従来の慎重姿勢から容認へと方針転換したのです。ところが泉氏は7月7日の会見で、「候補者調整」と「選挙協力」は別だと主張。選挙協力を要求する共産党(共産)の働き掛けを拒否したのです。

ワグネルってどんな組織?

露の傭兵が活動、軍とは対立 彩 少し前にニュースで「ワグネル」って言葉がよく出ていたけど、何のこと? ロシアのウクライナ侵攻に関係があるみたいだけど。 父 ワグネルは、ロシアの民間軍事会社と説明される。ウクライナ侵攻でも戦果を挙げていたが、ロシア本国で「武装反乱を呼び掛けた」として創設者のエブゲニー・プリゴジン氏を連邦保安局(FSB)が捜査したことが、大きなニュースとなった。

熱中症対策で気を付けることは?

「ペットボトル症候群」に注意 彩 最近、気温が高い日が多くなってきたね。学校でも熱中症に気を付けましょうと言われたよ。 父 まだ暑さに体が慣れていない初夏は特に熱中症対策が大事になってくるね。彩は熱中症にならないために何をしているかな。

次期総選挙に向けベテラン引退、エース登用・世代交代イメージ戦略の限界

共産党の小池書記局長は6月23日の記者会見で、穀田恵二・国会対策委員長(76、衆院比例近畿)は次期衆院選に出馬せず、今季限りで引退すると発表しました。 穀田氏は京都で記者会見し、「政治には節目が必要だ。余力のある時期に交代した方がいい」と述べていますが、共産党の現況を「余力のある時期」と見るのには無理があります。

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