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『なぜ悪人が上に立つのか』ブライアン・クラース著・柴田裕之訳

なぜ権力の座には、しばしば不正直で倫理観に乏しい、悪人と思えるような人物が就くのか。古今東西、繰り返されてきたこの問いに、米国の政治学者である著者は、実証研究と豊富な事例をもとに挑んだ。現代社会に広がる「政治不信」の根底にある構造を解き明かすのが本書だ。

『私は93歳の新聞記者』

半世紀にわたって発刊を続けている東京都中野区のローカル紙「週刊 とうきょう」の発行人である著者の自伝。

『グッナイ・ナタリー・クローバー』

第37回小説すばる新人賞受賞作。町一番の人気者のソフィアは、母親が家を出て行った5年前から、横暴で支配的な父親の機嫌をうかがいながら生きてきた。

『国民は知らない「食料危機」と 「財務省」の不適切な関係』

わが国の食料自給率は37%。カナダ258%、米国127%、英国72%などと比べ、先進国では最も低い水準にある。

『マリコにもほどがある!』

2025年も早くも3分の1が過ぎようとしているが、「そうそう、2024年、こんなことがあったなあ」と思い起こさせてくれるのが本書。作家で日本大学理事長の著者による、週刊誌連載のご長寿エッセーの単行本である。

『寺社勢力』

著者は1960年代、中世社会について権門体制論を提唱し、学界に大きな影響を与えた。従来、中世は旧来の公家と宗教、新興武家の三権力が対立抗争していたとの説に対し、公家・宗教・武家の権門三者はそれぞれ相互補完的だったとし、よく分からない寺社の実態を明らかにしたのである。

『土と生命の46億年史』

「作れないということは、それを理解できているとはいえない」とノーベル物理学賞受賞者のリチャード・ファインマン氏は語った。著者によると、科学がつくれない二つのものが「生命と土」だという。本書では土から見た46億年の地球史を追い、生命と文明を生み出した人工土壌をつくるためのヒントを記している。

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