健康ライフ

認知症を予防する 生活習慣のコントロール

 東海大医学部の和佐野浩一郎教授らの国際共同グループが、日本の認知症の38.9%が生活習慣や健康状態の改善によって予防可能であると報告しています。この研究では、日本における認知症の三大危険因子(発症の可能性を高める要素)は、難聴が6.7%、運動不足が6.0%、高コレステロールが4.5%であることを明らかにしました。認知症は完全に防げる病気ではありませんが、発症する人を減らしたり、発症を遅らせることは十分に可能です。

気温が下がる冬 くも膜下出血に注意

 くも膜下出血とは、くも膜下腔に出血が起こった状態のことです。くも膜下とは脳の周りの空間で、脳脊髄液で満たされていて脳血管も走行しています。くも膜下出血が起こる原因のほとんどが、脳動脈瘤の破裂です。

感染性胃腸炎(ノロウイルス) 集団発生で社会問題化も

 感染性胃腸炎とは、細菌・ウイルス・寄生虫などによって引き起こされる消化器症状を主症状とする感染症です。ウイルス感染によるものが最も多く、毎年秋から冬にかけて流行します。中でもノロウイルスは、感染力が強く、高齢者施設や保育施設などで集団発生し社会問題になることもあります。時に重症化することがあり注意が必要な感染症ですが、正しい理解と適切な感染対策で防ぐことができます。

切らない乳がん治療 針を刺して高周波で焼く

乳がんの治療は早期でも手術による切除術が一般的でしたが、2023年12月から「経皮的乳がんラジオ波焼灼療法」という切らない治療法が保険適応になっています。腫瘍に直接細い針を刺し、針にAMラジオの周波数に近い高周波を流してがんを焼灼(焼いて破壊)するもの。転移のない早期乳がんのみが対象です。ラジオ波焼灼療法は肝臓がんの治療にも広く用いられていて、経皮的乳がんラジオ波焼灼療法はこの技術や装置を乳がんの根治治療に応用したものです。

軽度認知障害(MCI)とは 早期対応で進行遅らせる

認知症とは、いろいろな病気によって脳の働きが悪くなり、記憶や判断能力、思考力などが低下し日常生活に支障を来す状態です。軽度認知障害(MCI)とは、認知症と正常な状態の中間を指します。

夏場は尿管結石に注意

夏場の高温多湿な環境下では、脱水傾向が尿の濃縮を招き結石を形成することがあります。尿管結石は毎年7月から9月に多く発症しますが、今年は6月から気温が高く、残暑も厳しくなることが予想されています。尿管結石の発症にも影響を与えると考えられ、まだまだ注意が必要です。

夏にも多い脳梗塞 適切な水分補給を

脳梗塞は冬に多いイメージですが、実は夏にも多くの人が発症しています。

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