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国際結婚の苦楽を発信

 モンゴルから来日して8年目のモンツさんことドルゴルスレンさんは、3人の子供の子育てとウェブデザイナーの傍ら、今年6月から日本人の夫・赤嶺祥さんと一緒に運営するYoutube チャンネル「ShoMonz CHANNEL」で、国際カップルとして暮らす秘ひけつ訣や文化の壁をどう乗り越えたかなどを日本語とモンゴル語で発信している。

がんリスクを下げる

生活習慣守り感染対策を  国立がん研究センターが2019年8月に公表したがんの5年生存率は全体で66・1%でした。がんは不治の病と言われていましたが、早期に発見治療することで克服できる時代になりました。一方、死因の第1位はがん(悪性新生物)で昭56年以降のトップを占めており、3人に1人ががんで亡くなっている現状です。がん発生要因の多くは生活習慣と感染です。これらのリスクを下げ、がんになりにくい体をつくりましょう。 (看護師・岡本澄美子)

「夜明け前」舞台の宿場町

観光立国への新ルート 昇龍道を行く《19》馬籠宿 「木曾路はすべて山の中である」  文豪・島崎藤村の名作「夜明け前」冒頭の一節だ。小説の舞台で、藤村のふるさとでもある岐阜県中津川市の馬籠宿は、山々に囲まれた中山道(木曾路)の中途にあり、板橋から数えると43番目の宿場になる。  中山道は江戸時代初期に整備された五街道の一つ。江戸と京都とを結ぶ重要な街道だが、険しい山中の道のりは難所として知られた。そのため、捨てられたり置いて行かれる馬も多かったようで、観光案内所のスタッフによると「それが『馬籠』という名前の由来になったという説もあるくらい」だという。    馬籠宿前のバス停を降りると、目の前に山の尾根に沿うような急斜面の道が続いていた。夏休みの休日ということもあって道行く人は家族連れが目立つが、外国人観光客の姿も多い。江戸時代の情緒を色濃く残す馬籠宿は外国の人々からも好評で、通りにある家や軒先につるされた飾りを珍しげに眺めていた。  石畳を敷き詰めた道沿いには民宿のほか、かき氷などの甘味処やそば屋が並んでいる。暑い日差しが照り付ける中では、頭で考えるより先に足が店先へと向いてしまいそうになる。険しい山道を越えてきた昔の旅人も同じような気持ちになったのだろうかと思う。    旅人だけではなく、かつては諸大名など地位のある人々もこの道を通って行った。幕末の第14代将軍・徳川家茂に嫁いだ和宮もその一人。彼らが泊まる宿は本陣・脇本陣と呼ばれていた。     「馬籠脇本陣史料館」では脇本陣の家に伝わる遺品や古文書などを展示し、過ぎし日の雰囲気を見学者へと伝えている。目玉展示の一つは復元された「上段の間」。朝廷・幕府の高位高官用の部屋で、ほかの部屋より床が一段高く造られている。守りが手薄な北側は敵の襲来を防ぐため、亀甲型の石を積み上げた「玄武石垣」を築くなど、徹底された安全対策が施されているのも特徴だ。  馬籠宿の本陣は藤村の実家で、明治28年の大火によってほとんど焼失してしまい、唯一現存するのは藤村の祖父母の隠居所のみ。藤村は少年時代にここで四書五経を学んでおり、「夜明け前」や童話集にも登場する思い出の場所だ。本陣跡に建てられた「藤村記念館」や記念館近くにある「清水屋資料館」 には、自筆の原稿や手紙などゆかりの品々が数多く展示されている。 (「昇龍道」取材班)

経済で日米の懸け橋に

 フィリピン人の父親と沖縄出身の母親を持ち、大手観光企業で働く佐久田トニーさん(57)。今年、8年ぶりに在沖米国商工会議所会頭を務める事となった。

ふわふわきのこ豆腐ハンバーグ

【材料】 <4人分 調理時間:30分> 木綿豆腐・・・・1 丁( 約300g) 鶏ひき肉・・・・・・・・・200g 玉ねぎ・・・・・・・・1 / 2 個 椎茸・・・・・・・・・・・・4 枚 しめじ・・・・・・1/ 2 パック えのき茸・・・・・・・・1/ 2袋 塩胡椒・・・・・・・・・・適量

明るい笑顔観客にも

今夏デビュー25周年を迎えた沖田真早美は、笑顔の絶えない歌手で、まるで演歌界のスマイル・シンデレラ。最新曲の14枚目シングル『葉桜しぐれ/津軽じょんからひとり旅』(作詞=麻こよみ、作曲=徳久広司)は、これまでとかなり趣向が違うという。

実写一転アニメに

「あなたは、この作品をどう思いますか?」――。インタビューの冒頭、自分たちの作品の感想を尋ねてくる2人の女性の真剣な眼まなざ差しに圧倒された。

浜名湖

観光立国への新ルート 昇龍道を行く≪18≫ ~東名高速の下くぐる遊覧船~ 「はままつフラワーパーク」を一周するフラワートレイン  静岡県浜松市の観光名所の一つ浜名湖。最大水深は約16m、広さ約65平方㎞と面積では日本で10番目の湖だ。言い伝えによるとその昔、伝説の巨人・ダイダラボッチが転んで地面に大きな手の跡がついた。そこに水が溜た まり、今の浜名湖になったのだという。確かに湖全体を見ると、どことなく手を広げたような形をしている。  湖岸を歩いてみると、思っていたよりも磯の香りが強い。浜名湖が淡水と海水の混じる汽水湖であるためだ。元は淡水湖だったが、1498年の大地震と高潮で海と通じるようになった。スッポンやカキ、トラフグなどが名物で、特に浜名湖のウナギは全国的に有名だ。     歩いていると遊覧船乗り場を見つけたので乗ってみることにした。まだ少し時間に余裕があったので、チケット売り場の男性職員に見どころを尋ねてみると「船で東名高速道路の下をくぐるのは、めったにできない体験ですよ。冬なら渡り鳥もいますし、季節ごとに違う味わいを楽しめます」と教えてくれた。  乗り込んだのは250人乗りの大型船・奥浜名丸。夏休み中とあって船内は子供連れが多く、船が動きだすと子供たちはみな目を輝かせながら窓の外を見詰めていた。展望デッキでは乗船客たちが美しい湖上の風景を楽しんでいた。西行法師が瞑めいそう想にふけったと伝えられる岩を通り過ぎたり、東名高速道路の下をくぐる時などはカメラを構え記念撮影に夢中になっていた。  水上からの眺めの次は、山上からの眺めを楽しむことにした。湖畔にある標高113mの大草山頂上までロープウエーで移動すると、山頂は周囲360度を見渡せる展望台になっていた。徳川家康が居城していた浜松城はもちろん、井伊直虎が出家していた龍潭寺など、浜松市のさまざまな歴史の面影を一望することができる。浜名湖を訪れた人にはぜひ一度見てもらいたい絶景だ。  帰りには湖の近くにある「はままつフラワーパーク」にも寄ってみた。水面に浮かぶハスの花などは見ているだけで心を涼しくさせてくれる。園内を周遊する「フラワートレイン」という乗り物もあるので、夏の暑さを気にせず園内の花を見て回れるのは魅力的だ。春の季節には桜の花を見るため、大勢の外国人が来るらしい。芝生や休憩スペースもあちこちにあるので、昼食を持ち込んでピクニック気分を味わってみるのもいいだろう。 (「昇龍道」取材班)

カジキのソテーパプリカソース

【材 料】 < 2 人分 調理時間:20 分> カジキ切り身・・・・・・・・2枚 にんにく・・・・・・・・・1 片 岩塩・・・・・・・・・・・少々 胡椒・・・・・・・・・・・少々 パプリカ赤黄・・・・・・・・1個 キュウリ・・・・・・・・・1 本 玉ねぎ・・・・・・・・1 / 2 個

「掃除道」は日本人の生き方

~苦心の境地と周りへの気配り~ 八合目での法要 8月3日、令和初、第10回の節目となる今年の「聖徳太子銅像と富士山」は快晴に恵まれました。山梨県富士吉田市にある浄土真宗如来寺の門徒さんら31人で、朝6 時、お勤めをしてマイクロバスで富士山五合目へ。2列になって八合目を目指しました。