鎌倉殿の13人を歩く

北条義時ゆかりの地を巡る

 昨年12月15日、快晴に恵まれ北条義時ゆかりの地を歩きました。出発は伊豆箱根鉄道の韮山駅。雪を頂いた富士山がきれいに見えます。源頼朝と政子、そして義時も富士の峰を仰ぎながら暮らしていたのでしょう。

頼朝がつくり義時が固めた武家政権

今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公は北条義時、鎌倉幕府第2代執権で北条得宗家の祖とされる武将です。得宗とは北条氏の惣領のことで、初代は時政、義時はその次男なので第2代ですが、鎌倉幕府の初代頼朝から3代にわたる源氏将軍が1219年に滅亡すると、義時が鎌倉幕府を実質的に支配し、対立した父時政も追放したので、関東御家人たちから得宗家の祖と敬われたのです。

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