勝利呼ぶ「最強」の自覚

 「俺は最強だ」――。2008年北京、12年ロンドンパラリンピックで2連覇、テニスの四大大会(グランドスラ)でも男子世界歴代最多の優勝数を誇る、車いすテニス界のレジェンド・国枝慎吾選手(35)は、練習中でも、試合中でも、その言葉を常に自分に言い聞かせるようにしながらプレーをしている。

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