サンデー編集部

白菜のピリ辛重ね蒸し

【材 料】 < 3 ~ 4 人分 調理時間:30 分> 白菜・・・・・・・1 / 4 個 小麦粉・・・・・・大さじ2 だし汁・・・・・・・・・300cc 醤油・・・・・・・・・・50cc みりん・・・・・・・・・50cc 豆板醤・・・・・・小さじ1

母を師と慕い絵の道へ

「スピリチュアル・アート」と呼ばれる抽象画の上に龍や仏絵を描いた画家の母(龍敬子)に師事し、絵の道へ進んだ龍惠理子さん。親子画家の作風は似ることが多い中、龍母娘の作風は一目見ても異なる。絵から発せられる波動を意識した力強い絵を描いた母・敬子さんとは違い、惠理子さんの作品は、「癒し」をテーマに母子や天使、観音などを描く、線を彫り込んだ独特の技法と温かみある色遣いが特徴だ。

牡蠣とほうれん草のクリームシチュー

【下準備】 牡蠣は軽く流水します。ほうれん草はよく水洗いして3cm の長さに切ります。玉ねぎ、生姜は千切りにします。 【材 料】 < 3 ~ 4 人分 調理時間:40 分> 生牡蠣・・・・・・・・200g ほうれん草・・・・・・1 束 玉ねぎ・・・・・・・・1 個

サルコペニアの予防

きちんとした栄養と運動を  サルコペニアとは主に加齢により全身の筋肉量と筋力が低下した状態です。「サルコ」とはギリシャ語で筋肉、ぺニアとは喪失を意味し、これを合わせた言葉です。「以前より転びやすくなった」「重い物を持ち上げられなくなった」「階段が上がれない」などの症状があれば、サルコペニアの疑いがあるかもしれません。要介護にならないために今から気を付けましょう。 (看護師・岡本澄美子)

人気の「時雨亭」で味わう抹茶

観光立国への新ルート 昇龍道を行く《32》 兼六園  金沢市の兼六園(国特別名勝)で、外国人の入園者数が昨年、初めて40万人を超えた。その勢いは今年も続いている。園内を散策すると、中国人やベトナム人らしい一行をよく見掛ける。同様に欧米のカップルや家族連れも散策を楽しんでいる。    霞ヶ池に架かる撮影スポットの徽軫(ことじ)灯籠前の石橋は人が多くてなかなか進まないこともしばしばだ。来園者は銘木の松に施された名物の雪吊りを背景に、撮影に余念がない。    外国人旅行者向けの口コミサイト「トリップアドバイザー2019」では、兼六園が姫路城や金閣寺に続き、人気スポットの11位にランクされている。寄せられたコメントには「松ってこんなにきれいなんだと初めて知りました」「日本的な庭園で庭師が丁寧に手入れしているので、とてもきれいです」など、来園者の心を魅了していることが分かる。    その兼六園で、人気を集めるスポットに「時雨亭」がある。園内3カ所ある茶室の一つで、真弓坂口から入って緩やかな坂を上り5分ほどだ。木造平屋建てでこけら葺きの屋根は、周囲の木立に溶け込んで情緒がある。加賀藩5代藩主・前田綱紀(まえだつなのり)が兼六園を作庭した頃からあった別荘で、主に茶の湯に利用されていたとの記録が残る。平成12年(2000年)に復元された。    一服の風情を味わおうと、玄関を入り、「おしながき」にある上生菓子付きの抹茶セットを注文した。受付で730円を払って畳敷きの座敷に入り、設けられた茶席に正座した。ちなみに和菓子付きの煎茶だと310円になっている。記者が訪れたのは休日の午前中で、総勢20人が席に着いた。    和服姿の女性が出て、時雨亭の歴史や建物の特長、見るべきポイントなどを教えてくれた。それが終わると、「冬ごもり」が運ばれてきた。時雨亭オリジナルの銘菓で、枯れ葉色を模した練餡(ねりあん)は控えめな甘さで味わい深い。隣席の熟年夫婦から「上品な味ね」とのささやきが聞こえた。  茶碗(ちゃわん)は地元の大樋焼と九谷焼で、記者には釉薬(ゆうやく)のかかった素朴な大樋焼の碗が持ち込まれた。ここでは作法に囚(とら)われることなく、各自自由に味わう。口に含むと苦味が強かったが、生菓子とよく合っていた。    お茶をいただいた後、座敷から土縁に出てこぢんまりとした庭を鑑賞した。長谷池のそばのドウダンツツジが真っ赤に紅葉し、ひときわ鮮やかだ。庭石の上に珍しいものが置かれていた。子供の頭ほどの石で、細縄が十文字にかけてある。茶室に欠かせない「関守石」だ。そこから先には入れないことを表している。伝統文化の深遠さに触れたように感じた。玄関を出ると、次席を待ってもう十数人が並んでいた。 (「昇龍道」取材班)

建築楽しみ思索する欧米人

観光立国への新ルート 昇龍道を行く《31》 鈴木大拙館(金沢市)  金沢を訪れる欧米の観光客の間で、鈴木大拙館(金沢市本多町)が大きな関心を集めている。鈴木大拙(1870~1966)は金沢出身の仏教哲学者で、英文で仏教や禅についての論文を多数発表し啓蒙に努めた。生家近くに立つ館は、大拙の考えや足跡を国内外の人たちに伝え、理解を深めてもらうとともに、来館者自らが思索を体験することを目的としている。金沢とゆかりの深い建築士の谷口吉生氏(日本芸術院会員)が手掛け、8年前に開設した。    兼六園から徒歩10分ほどの住宅街にあり、そこから続く「本多の森」を借景にした端正な施設だ。開館以来、欧米の来館者は年々増加し、今年は2万人を超える勢いという。これは来館者全体の約3分の1に当たる。ここ数年、イスラム圏からの訪問も目立っている。    欧米人が多く足を運ぶ理由について、副館長の宮田敏之さんは世界的な旅行ガイドブックの「ロンリープラネット」や「トリップアドバイザー」に紹介されたことを挙げ、「両誌とも大拙館が日本のミュージアムの中で上位に位置付けられ、高い評価を得ています。大拙自身の魅力と斬新な建築にあるのでしょう」とのことだ。    施設は「展示空間」「学習空間」「思索空間」から成り、エントランスから内部回廊を進む。コンクリートむき出しの細長い廊下で、途中「玄関の庭」を通る。そこには樹齢200年を超えるクスノキが見事な枝を広げている。その先が「展示空間」になっていて、現在、企画展「大拙つれづれ草」が開催中だ(20年1月19日まで)。    ここで驚くのは、展示されている書や写真には解説がない。「大拙の思想に従い、先入観なく、触れて・見て・あるがままを感じてもらうための趣向」とのことだ。その代わり丁寧なリーフレットが準備されている。これは分かりやすく必見だ。    続いて「学習空間」に入った。枯山水を模した「露地の庭」に臨み、本棚には大拙の著書と関連図書などが並んでいる。机と椅子も備えられ、気になった本はじっくりと閲覧できる。庭には大拙が好んだ「〇△」思想に基づく「つくばい」が置いてある。  外部回廊に出ると視界が一変する。深さ14センチの水を張った「水鏡の庭」が広がり、その向こうに四角い白い建造物が待ち構える。ここが「思索空間」だ。広さ約90平方メートルあり、内部は天井と床、壁だけのシンプルな作りだ。高さ約8メートルの天井には丸形の天窓があり、そこから自然光が差し込んでくる。四方の開口部から見える水面や城の石垣に見立てた外壁は、切り取った一幅の風景画のようにさえ見えてくる。     中央には畳でできた椅子が置いてあり、そこで座禅を組んだり、空いていれば靴を脱いで横にもなれる。「水鏡の庭」は3分間に1度、波紋を生み出す仕掛けで、水面を眺めながら水音に耳を澄ますと、わずかでも大拙の思想と自己を対峙できそうに感じてくる。入館料は300円。 (「昇龍道」取材班)

塩レモンのさっぱり鍋

【材料】 <3人分 調理時間:10分> 豚バラ肉・・・・・・・・100g レタス・・・・・・・・・半玉 ブロッコリー・・・・・1 房 水菜・・・・・・・・・・1 束 人参・・・・・・・・・・80g

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