音楽探訪

アフリカ系米国人が生んだ「ブルース」

 19世紀後半、アメリカ南部のアフリカ系アメリカ人の間で生まれたブルースは、人間の悲哀をそのまま音にした文化の結晶である。綿花畑の労働や人種差別といった日常の苦悩や悲しみ、愛と孤独をシンプルなコード進行にのせて歌い上げる「心の叫び」だ。英語で「憂鬱」や「悲しみ」を意味する「ブルー(blue)」に由来している。

ガールズグループ・HANA ノーと言われた過去を乗り越え

 2025年に最もブレイクしたガールズグループのHANA。オーディション番組「No No Girls」から誕生した7人組だ。オーディションはラップを得意とするシンガー・ソングライターのちゃんみながプロデューサー、男女混合パフォーマンスグループ・AAAのメンバーであるSKY-HIがエグゼクティブプロデューサーを務めた。

癒やし系音楽ブームの火付け役 エンヤ

アイルランド出身のミュージシャン、エンヤは、これまで8000万枚以上のアルバムを売り上げ、世界で最も売れているアーティストの一人だ。「ニューエイジ」というジャンルで括られる彼女の音楽は、ケルト音楽の要素を取り入れ、自身のボーカルと楽器演奏を幾重にも重ね合わせ、リバーブを効かせたサウンドで知られる。

藤井風 岡山弁生かした和洋折衷の楽曲

 すい星のごとく現れ、Jポップを席巻しているシンガー・ソングライターの藤井風。2020年にデビューし、「何なんw」「もうええわ」と、岡山弁をタイトルにした楽曲ですぐに多くのリスナーの心をつかんだ。

松山千春 『起承転結』

 北海道出身のシンガー・ソングライター、松山千春のシングル・コレクション・アルバム『起承転結』(1979年リリース)は、累計約117万枚を売り上げ、ミリオンセラーを記録した記念碑的な作品だ。デビュー曲『旅立ち』(77年)から『夜明け』(79年)まで7枚のシングルAB面から12曲を収録している。

ロックバンド「Nine Inch Nails」

2月上旬、米ロサンゼルスで開かれた第68回グラミー賞から、うれしいニュースが届いた。2020年に「ロックの殿堂」入りした米バンド、ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)が、昨年公開のディズニー映画『トロン:アレス』のリード・シングル『As Alive As You Need To Be』で最優秀ロック楽曲賞を受賞したのだ。シンセサイザーを使った重厚でインダストリアルなサウンドが、アニメの世界観にマッチしている。

かぐや姫『なごり雪』 サビの旋律に早春の物語を加えて

日本の早春を代表する曲の一つとして歌い継がれ、さまざまなアーティストにカバーされている、フォークグループ・かぐや姫の『なごり雪』。1974年発売のアルバム『三階建の詩』収録の名曲だ。

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