やさしい解説

M・ガブリエル氏が「資本論」批判、共産主義の考えを危険と明言

マルクス・ガブリエル氏は世界的に注目されている哲学者です。1980年生まれですから現在44歳。ドイツ・ボン大学の哲学科正教授に史上最年少の29歳で就任しました。今年6月、「倫理資本主義の時代」(ハヤカワ新書)を上梓しています。

最低賃金の引き上げは必要?

彩 ニュースで、最低賃金を引き上げるって聞いたけど本当? 父 本当だよ。最低賃金は雇い主が従業員に支払う最低限の時給で、毎年改定される。

蒋介石像前儀式なぜ変わった?

彩 台湾の首都、台北市の人気観光地「中正紀念堂」の衛兵交代式のやり方が最近変わったそうだね。 父 7月15日から変わった。中正紀念堂は、初代総統の蒋介石を顕彰して建てられた。蒋介石の石像を守るように衛兵が配置されていて、その衛兵の交代式を見るためにたくさんの観光客が来ていた。

学術会議の法人化反対、中国「軍事」に協力、日本研究に反対でいいのか

「しんぶん赤旗」(7月24日付)に、政府の日本学術会議法人化方針に反対する特集記事が「解説ワイド」として掲載されています。2020年10月に菅義偉首相(当時)が日本学術会議法に違反して会員候補6人の任命を拒否し、続く岸田政権は任命拒否を続ける一方で、学術会議の法人化の方針を決定。さらに有識者懇談会を開いて法制化を検討しました。

「共産主義の自由」論 M・レビン氏が批判と代案

7月14日、仙台市内で小池晃書記局長を迎えて「国政、平和、未来と希望を語るワクワク懇談会」が開かれました。講演の主題はいつもの「共産党が目指すのは人間の自由花開く社会」です。小池氏は資本主義の「利潤第一主義によって奪われているものは、モノやカネだけでなく『時間だ』」と強調し、資本論の剰余価値論を前提に「日本で1日8時間働くとして、その内訳を『生活のために必要なものを生み出す時間は3時間42分、資本家の懐に入れるものを生み出すための時間は4時間18分だ』という研究もある」と述べました。

交通機関にバイオ燃料導入の利点は?

彩 バイオ燃料が新しいエネルギーとして注目されているって聞いたけど、バイオ燃料ってどんなもの? 父 バイオマス(生物資源)を原料とする燃料のことで、主に食品・農業廃棄物や廃油、廃材などを原料にしているよ。

東京都知事選で敗北、「立憲共産党」にレッドカード

東京都知事選挙の投開票が7日に行われました。結果は小池百合子氏(71)が約292万票を獲得して大勝。自公が支援しました。続いたのは石丸伸二氏(41)で約165万票。共産党が数カ月も準備し全力応援した蓮舫氏(54)は約127万票しか取れませんでした。立民、共産、社民が結束して戦った結果でした。

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