悦花繚乱 人物歳時記

<37>指揮者・朝比奈隆さん 指揮者人生を全う

93歳で亡くなる2カ月前まで、現役指揮者として指揮台に立った巨匠・朝比奈隆さん。ベートーヴェンやブルックナーの名演奏で世界的な評価を受けている。

<36>作詞家・放送作家 永六輔さん マルチな才能で活躍

私が最初に〝エイロクスケ〟という人物を認識したのは、浅田飴のテレビCMだった。「せき・こえ・のどに浅田飴」の甲高い独特の声と早口の喋り方は、子供心に強く印象に残った。

<35>女優・エッセイスト 吉行和子さん 目標は生涯現役

吉行和子さんの訃報に触れ、毎月ご一緒していた点々句会を思い、出版されるたびに贈呈いただいたエッセーを読み返しながら、なんて素敵な女性だったのだろうと。いま心にぽっかりと穴があいたよう。

<34>日本画家・東山魁夷さん 日本の様式美を表現

歌舞伎座の新開場10周年を記念して、2023年4月から新しい緞帳(どんちょう)『朝明(あさあ)けの潮(うしお)』が掲飾された。たまたま最前列で観劇していた私は、思わず声を上げた。

<33>作家・僧侶 瀬戸内寂聴さん 一期一会の瞬間、懸命に愛せ

私の書棚の真ん中には、瀬戸内寂聴訳『源氏物語』全十巻が並んでいる。講談社創業90周年記念企画として出版され、とても煌びやかな装丁で美しい。しかも、一巻ごと、扉に寂聴さんの直筆サイン入りという、私の宝物だ。

<32>仏像彫刻家・錦戸新観さん  仏像に現代的感性を融合

昭和の大仏師と言われた錦戸新観さんは、天台宗僧侶で仏像彫刻家。明治41年、茨城県下妻市生まれ。昭和5年から5年間、山本瑞雲に師事して木彫を学び、20年に東京都多摩郡稲城町の妙見寺に入門、得度して天台宗の僧籍に入られた。

<31>ガラス造形作家・藤田喬平さん 独自の日本の美を追求

藤田喬平さんは、色ガラスに金箔を混ぜた飾筥やベネチアン・グラスの花瓶など、日本の伝統的な技法を現代感覚でよみがえらせた作品で世界的に知られるガラス工芸作家だ。

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