教育

「ジェンダーレス」は誰のため?

米国の玩具「ミスター・ポテトヘッド」の名前からミスターが取り除かれるそうですね。---販売元である全米第2の玩具メーカー「ハズブロ」の上級副社長は、ブランド名変更について、「子供たちは彼ら自身の経験を表現したいと思っている。『ミスター』と『ミセス』という現在のブランドのあり方では、性自認と家族構成の両方の点で限界がある」と述べ、同性カップルに育てられる子供や、性自認に悩む子供たちの存在を理由として挙げました。

森発言と「過激なフェミニズム」

森元首相の発言が大きな波紋を呼び起こしました。---結果的に役職辞任に追い込まれましたが、過剰とも言えるバッシングに違和感を抱いた人も少なくありませんでした。発言には女性理事を高く評価する内容も含まれており、明らかな「女性蔑視」であったかは疑問です。立場上、不用意な発言でしたが、今回もメディアの「切り取り」報道の危うさが浮き彫りになった形です。

バイデン氏が『女性』を消した?

米国ではバイデン政権が出発しましたね。---はい。就任演説で米国の「団結」を訴えた新大統領でしたが、その日のうちに連発された大統領令はトランプ時代を真っ向から否定するもので、保守派の人たちは激しく反発しています。米国の「分断」は収まりそうにありません。

新型コロナで加速する「非婚·晩婚化」

先回は、新型コロナで少子化が加速するとの話でした。---はい。実際に2020年は、妊婦の重症化リスクや医療体制への不安から「産み控え」が起き、妊娠届け出件数が落ち込みました。もちろんこうした一時的な産み控えは、新型コロナが収束すれば解消するかもしれません。しかし、問題はこれだけではないのです。

新型コロナがもたらす悪影響

新型コロナの感染拡大が止まりません。 ---地域限定ですが、改めて緊急事態宣言が発令されました。再び「不要不急の外出自粛」が要請されたわけですが、このことが家族や子供たちに与える影響が懸念されます。

別姓推進派が持つ価値観とは

先回まで「選択的夫婦別姓」の報道が、推進派に偏向しているというお話しでした。---はい。実は夫婦別姓については、最高裁大法廷で改めて審理することが決定しています。その判決に影響を与えるため、推進派の動きはさらに活発化するでしょう。

「別姓」推進派の無理ある主張

今週も選択的夫婦別姓について考えたいと思います。---先回、推進派による調査の「賛成7割」という表現に注意が必要だということを説明しました。実は、この調査には他にも気になることがありました。それは「別姓が選べないために結婚を諦めたことや、事実婚にしたことがあるか」という問いが含まれていたことです。推進派はかねて「一人っ子で姓が途絶えるのを心配して結婚できない人がいる」ことを別姓導入の根拠として主張していました。恐らくはそれを証明したかったのでしょう。

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