《7》戦国日本に押し寄せたキリスト教
最先端の欧州文明を伝える
日本の戦国時代、世界は大航海時代でした。遠洋航海の技術を持つポルトガルとスペインを中心にヨーロッパ諸国がアフリカやアジアに進出し、コショウなどの香辛料の貿易、さらには領土の獲得競争を展開するようになります。
これを支援したのがローマ教皇で、16世紀初頭から宗教改革の嵐にさらされたカトリック教会は、勢いを増すプロテスタントに対抗するため、海外での新たな信者獲得を計画し、強固なカトリック教国である両国の航海に宣教師を同乗させ、獲得した領土の住民への布教活動を開始したのです。
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