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ひと
特攻隊の想いを舞台で
サンデー編集部
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2019年8月10日
毎年8月になると日本は鎮魂の月を迎え、先の大戦で亡くなった人たちに思いを馳(は)せる。その時期に合わせて上演されてきた、日本や家族のために特攻隊員として散った若者たちを題材にした舞台作品「流れる雲よ」が今年、米国で公演される。
健康ファミリー
暑い夏を乗り切る健康管理
サンデー編集部
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2019年8月10日
温度差、食事、睡眠、水分補給に注意を 連日「真夏日」の記録が出ていますが、まだまだこれから暑い日が続くことが予測されています。熱中症や冷房病、脱水など健康管理に十分気を付けながら暑い夏を無理なく元気に乗り越えましょう。(看護師・岡本澄美子)
カルチャー
《15》美濃市
サンデー編集部
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2019年8月3日
~長良川の恵み和紙と「うだつ」~ 刀剣と鵜飼の町、関から長良川鉄道に乗って北へ10分ほどで、和紙と「うだつ」の町、美濃市に着く。古い街並みが残る中心部はそう広くないので、駅でレンタサイクルを借りた。 初めて乗る電動自転車にやや戸惑いながらも駅でもらった観光マップを観 ながら行くと、市観光の拠点、観光協会番屋に着く。その通りに「目の字通り」と呼ばれる、「うだつの上がる街並み」が続いている。街並みは「伝統的建造物群保存地区」に選定されている。 「うだつ」とは、屋根の両端にある防火壁のこと。火事の多かった江戸時代、町を守るために設けられたが、「うだつ」を上げるには、いっぱしの店を構えなければならない。ぱっとしないことを「うだつの上がらない」というのはここからきている。 うだつはその家ごとにさまざまなスタイルがあるが、江戸時代から続く酒屋、小坂家のうだつは国の重要文化財に指定されている。美濃市で最も古いうだつを上げているのが、旧今井家。江戸末期から続いた和紙問屋で、中に入って見学することができる(有料)。玄関の帳場から、豪商時代の繁栄をうかがわせる奥座敷へと続くが、自慢は中庭の「水琴窟」。地中に小さな穴を開けた甕 かめを逆さにして埋め、上に丸石を置く。水をこぼすと、穴から落ちた水が甕の中で反響し、琴のような涼やかな音がする仕掛けだ。環境庁の「日本 の音100選」にも選ばれている。柄杓(ひしゃく)で水をこぼすと、本当に涼しげな音が響いてきた。 目字通りには、和紙の店が多い。この美濃和紙を現代アートで盛り上げようと、毎年秋に催されているのが、「美濃和紙あかりアート展」。第26回となる今年は10月12、13日に開かれる。 旧今井家の近くに「美濃和紙あかりアート館」があり、魚などの具象的なものから抽象的なものまで、さまざまな作品が展示されている。和紙が作る柔らかで深みのある光の芸術だ。和紙の魅力を改めて感じさせてくれる。 美濃市の繁栄の礎は、江戸時代、飛騨3万石を治める金森長近が領主になってから築かれた。長近は、長良川端に上有知川湊(こうづちかわみなと)を開き、番船40艘そうを置き物流拠点とした。長良川端に立つ住吉灯台は、その湊の名残。川湊の灯台としては現存する希な建造物だ。 レンタサイクルをこいで5分ほどで住吉灯台に着いた。高さ8mはあるかと思われる木造の美しい灯台の下には、水量豊かな長良川が、滔々(とうとう)と流れていた。 (「昇龍道」取材班)
頑張ってます!
東京で頑張ってます!
サンデー編集部
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2019年8月3日
日本でアナログレコードの復権を目指す高橋邦明さん(55)。現在、大手音楽事務所キングレコードのグループ会社キング関口スタジオで二十数年前に廃棄されたアナログレコードの録音機材(カッティングマシン)を復活させ、再びアナログレコードの量産を目指している。
料理-今週の四季彩々
旨辛! マーボー干しナス
サンデー編集部
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2019年8月3日
【材料】 (2~3人分、調理時間:10分) ミニトマト・・・・・・・・6 個 合挽肉・・・・・・・・・100g 白ネギ・・・・・・・・・・1 本 ニラ・・・・・・・・・・・1 束 生姜・・・・・・・・・1 / 4 片 ニンニク・・・・・・・・・1 片 豆板醤・・・・・・・小さじ1 ごま油・・・・大さじ1 × 2
ひと
母親は家庭の中の太陽
サンデー編集部
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2019年8月3日
石川県羽咋(はくい)市を流れる羽咋川の畔ほとりに、宗教法人大霊(たいれい)道の本部が立っている。道主の山本恵光さん(78)は「お母さんは家庭の中の太陽です。母としての務めは楽ではありませんが、日々感謝の気持ちを育てながら頑張ってほしいですね」と語る。
カルチャー
《14》信州善光寺
サンデー編集部
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2019年7月27日
秘仏と縁を結ぶたび JR長野駅発のバスから窓の外に目をやると、石畳の道路や蔵を模した建物など、門前町の長い歴史を感じさせる街並みが続く。 バスが向かう国宝・信州善光寺は「遠くとも一度は詣れ善光寺」と詠われるほど、宗派に関わりなく庶民から愛されてきた寺院。本堂は高さ30m、奥行き54mの壮大な伽藍を誇る。 バスを降りると、平日にも関わらず境内はにぎわっていた。御朱印所の窓口前に並ぶ行列、本堂を背景に撮影する新婚らしきカップル、東南アジアから来たと思われる僧衣の男性など、さまざまな人の姿を見かける。改めて国内外からの人気の高さを感じさせる光景だ。 本堂前にたたずむ山門の壁や柱には、江戸時代などの参詣者たちが書き記した名前や出身地がところ狭しと残されている。実際にお参りした人の名前もあれば、知り合いから「私の名前も書いてきてくれ」と頼まれた名前もあるそうだ。この“落書き”も今では立派な歴史的資料の一つなのだから面白い。 善光寺の歴史は古い。阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩(せいしぼさつ)の三尊からなる本尊「一光三尊阿弥陀如来」は、『善光寺縁起』によると飛鳥時代、欽明天皇のころに百済から贈られた日本最古の仏像だという。数え年で7年に1度には、本尊を模した国の重要文化財「前立本尊」を公開する「御開帳」が行われている。 直かに拝観することはできない御本尊だが、実はあることをすれば、その秘仏と「結縁」を結べるのだという。本尊を安置した瑠璃壇(るりだん)の下の回廊を進む「お戒壇めぐり」だ。回廊の中ほどにある「極楽の錠前」を見つけて触ると、往生後の極楽浄土行きが約束されるという。ただし、回廊は真っ暗で明かりの類は何もなく、手探りで25~30cmの錠前を探さねばならない。 瑠璃壇の下に続く階段を下りて、「いざ出発!」と意気込んだのはいいが、予想外の暗さに面食らってしまった。壁から手を放してしまうと、距離感も方向感覚も分からず、闇の世界に一人取り残されてしまいそうだ。 何も見えない不安から、だんだん身をかがめて恐る恐る進むようになる。 そして、はっと気付くと出口がすぐ目の前に。どうやら身をかが め過ぎて触り損ねたらしい。いやはや修行不足。それにしても、なぜわざわざ暗闇の中を歩くのだろう。近くにいた善光寺のスタッフに尋ねてみると「暗闇の中で心を静めて心を洗い、そうして仏様に 出会うためです」とのこと。 そういうわけで戒壇めぐりに再びチャレンジするのだった。 (「昇龍道」取材班)
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